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前期最後の授業

あっという間に、前期最後の日本舞踊の授業。2限は色とりどりの浴衣と扇子の女子大生達。
中国の留学生も一緒に踊ったいた3限のメンバー写真は、うっかり撮り忘れ😢
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取材記事が掲載されました

今月初めに取材を受けた『俺の日本舞踊』というサイトに記事が掲載されました↓
「俺の日本舞踊」記事はここをクリック

『俺の日本舞踊』

日本舞踊メディア『俺の日本舞踊』を運営している梅澤暁さんにお会いした。以前ネットでちらとお見かけした写真から和モノの稽古がお好きなミドルエイジを勝手に想像していたが、じつは30代の好青年だった! 剣道に勤しんでいたこともあるという硬派。
日本舞踊を始めて6年。それ以前は、まったくの門外漢。とはいえ、子どもの頃から江戸文化に興味があり、「寄席に行きたい」と親にねだって、郷里の兵庫県から新宿末廣亭に連れて行ってもらったこともあるというから、少年時代からシブイ和モノ好きだったらしい。
『日本舞踊のぬりえ』もプロデュースしている。『さくらさくら』『祇園小唄』『手習子』などを踊るキャラクターが登場し、ぬりえで遊びながら日本舞踊に親しめるという仕掛け。子どもにも分かるやさしい解説がつき、描かれたシーンに添えられたテキストには英訳もついている。
写真は、昨年暮れに開催したぬりえ展の様子。
日常から”和”が薄れ、日本舞踊を知らない人が増える今、外から日本舞踊を見る梅澤さんの目が新鮮に映る。



マルキン パンデミック

坂東三乃智さんが、ご自身のブログに私の作品の事を書いてくれました。昨年11月に「創作自由市場」に出品した『マルキン パンデミック』の事です。
↓↓
https://minotomo-bando.com/fukikosan/

「パンデミック」を日本舞踊で表現すると~坂東冨起子さんの挑戦




坂東流の舞踊家、坂東冨起子さんが昨年秋、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)をテーマに創作舞踊を作られました。その動画が、東京都の芸術文化活動への支援策「アートにエールを」で、公開されています。その果敢な挑戦に、私もエールを送りたく、ご紹介します。


お面と端布のきものを使って


冨起子さんは、「創作自由市場」という、流派の垣根を越えて新しい創作舞踊に取り組む方々による、無観客公演の中で出品されています。


ここでは8人の舞踊家さんが、それぞれ3~4分の短い創作舞踊を踊っています。その第2部の2番目(18分~)が坂東冨起子さんの「マルキン・パンデミック」です。



言うまでもなく、昨年は新型コロナの広がりで、多くの舞踊公演が中止となりました。対面のお稽古も難しくなり、日本舞踊の存在理由が問われたと思います。


ですから、多くの舞踊家さんたちが、舞踊家として何を踊るのか?何を作るのか?どう表現するのか?と自問自答されたと思います。


冨起子さんの踊りのテーマは、ズバリ「パンデミック」ですが、頭に「マルキン(禁の字を○で囲む)」を付けて表現しています。ここから、「え?何これ?」と思ってしまいます。


最初にこんなテロップが流れます。


「病、恐怖、貧困、猜疑、不安、拒絶、憤怒、葛藤、中傷、差別、迫害、悲嘆、沈黙…」


しかし、このすべての文字を読み終えないうちに、その文字は消えて、踊りが始まります。


踊りは、能面のようなお面を付け、端布をつぎはぎした着物を付けた踊り手・冨起子さんが、現代の音楽に合わせて踊るのです。最初は、重低音の管楽器や打楽器による重苦しい音楽で、恐れやおびえを表すような踊りですが、一転、アップテンポなポルカとなり(フィンランドの民謡だそう)、激しく何かに踊らされているような振りになります。


最後にお面をパッと外すのですが、素顔のはずの踊り手はマスクをしていて、カメラがアップでとらえるまもなく暗転してしまいます。


きれいな踊りではありません。社会や人々の負の感情そのものに真正面から向き合っていることを、それを舞踊家として身体全体を使って表現されていることに、衝撃を受けました。


しかも、日本舞踊らしからぬ、といえるかもしれません。音楽で邦楽の楽器をつかっているわけでもなく、踊りの身体の使い方そのものも日本舞踊らしくないからです。


「らしい」と思ったのは、お面ときものだけ。でも、このお面ときものが、とてつもなくパワーがあり、はじけるように躍動する身体の動きとあいまって、私自身はこの踊りが好きになりました。(もし冨起子さんの踊りを見なかったら、私はコロナ禍で起きたもろもろの嫌なことを忘れようとしていました)


動画はこちらをご覧ください↓(18分~)



境界を越えてみせてくれる


ご縁あって冨起子さんの舞踊を拝見するようになったのは、この1年です。(冨起子さんのYouTubeチャンネルもスタートしました)。



何となく感じ、尊敬するのは、冨起子さんの、いつもとても挑戦的な取り組み姿勢です。


日本舞踊という伝統を重んじながらも、一線を越えてみせてくれるのです。「ここまでやってみたらどうなる?」と境界線を広げて見せてくださいます。


例えば、「うかれ坊主」は、6世尾上菊五郎による、裸に腹巻き、黒の紗の十徳(羽織)という衣装が確立されていますが、女性はなかなか難しいので、素踊りになることも多いと思います。冨起子さんは、オリジナルの「肉」を衣装屋さんに注文して製作するという工夫をこらし、本衣装で踊られました(YouTubeチャンネルの中にあります。日本舞踊協会の新春舞踊大会で会長賞を受賞されたものだそうです)。


このような舞踊家の方が坂東流にいらっしゃって、私は誇りに感じます。





最後までお読みいただきありがとうございます。


「ニホンブヨー? 知らな~い!」

幼稚園の年長さん24名が、日本舞踊を
初体験。
「歌舞伎って、知ってる?」
「知ってる~!」
「能は?」
「知ってる~!」
「日本舞踊は?」
「知らな~~い!」
あー、やっぱり…。
こんな質問をすると、5歳児も海外の方も返答は同じ。日本舞踊という言葉、
全然認知されていないのです。
扇子を持つのは、生まれて初めて。
正座しておじきをするのも初めて。
そんな子ども達と2時間の稽古。
扇子を使った踊りのあと、
「今年ももうすぐ終わりですが、
今年は何年(なにどし)でしたか?」
「ネズミどし~!」
「じゃ、みんなでネズミになってみようか!」
子ども達のテンションが、一気にヒートアップ! 「チュ~!」
でも、それって日本舞踊?
日本舞踊には、ネズミも出てきます。
ネコ、イヌ、キツネ、タヌキ、ウサギ、
サル、ヘビ、鳥、蝶、魚、貝…
いろんな生き物が出てくるので、
いろんな生き物になれます。
帰り際、お迎えのママ達に会うと、
「うちは男の子なんですが、
今日は面白かったと言っていました」
「娘はダンスを習っていますが、
日本の踊りにも興味を持ったようです」
バレエやダンス以外にも、
日本には、日本舞踊という
楽しい踊りがあることをもっともっと
子ども達に知ってほしい!
坂東冨起子

初めてのおじぎ
初めての扇子
稽古中は子ども達、真剣!
今度はネズミになってみよう!

ふきの会クラウドファンディングチームさんのプロフィールページ
https://profile.ameba.jp/me